ユニットケアとは
ユニットとは、9~10名を1グループとした生活単位であり、食事や入浴などの日常生活はユニットごとに行います。少人数ならではの家庭的な雰囲気の中、ユニットごとの勤務体制で入居者一人ひとりの個性や生活リズムに応じて暮らしていけるようにサポートすることを「ユニットケア」といいます。
1ユニット1人の夜勤体制
自宅で生活していた時と同じ時の流れが感じられる生活が送れ、使い慣れたものやご家族の写真などに囲まれて、長年住み慣れた地域で暮らしていただくために、新しくユニット型の特養を開設することにしました。 2ユニット(20名)で1人の夜勤が多い中で、当施設では、入居者にもスタッフにもゆとりがある、1ユニット=9~10名を1人の夜勤者でケアします。
在宅の生活習慣に近い環境を目指します
新設ユニットでは、今まで小規模の特養で入居者の生活を支援してきた経験を活かしながら、散歩・外食や鍋料理・お菓子作りなどを行い、ユニットで暮らす入居者が、在宅での生活習慣を可能な限り継続できる環境をつくり、その人らしい生活ができるように支援します。さらに、リビング(共同生活室)とは別に、施設でも隣近所のような少数での入居者相互の交流が可能となるよう、2,3名の入居者で世間話ができる空間を作りました。より住宅に近い生活を目指しています。
各居室にトイレと洗面台を設置し、ホテルのような空間を提供します。
開放感あふれる全面ガラス張りのなか、落ち着いたブラウン調のアルミ格子でプライバシーを考え、日射を抑制したデザインになっています。
自立の方、一部介助の方、車いすの方も、同じ入浴機器で対応できます。各階に設置するため、フロア移動がなく、スムーズな入浴ができます。
居室には暖かみのある木を基調としてモダンで洗練されたデザインと落ち着いた色調のベットを設置いたします。